江ノ電・極楽寺付近
極楽寺、長谷界隈は
古き良き鎌倉の面影を残しています。
落ち着いた町並みを
江ノ電がトコトコと走る風景は
昔も今も変わりません。
茅葺きの山門が印象的な極楽寺。
秘仏清涼寺式釈迦如来像は
年に1回のみ公開されます(4月)。
山門をくぐると桜や梅の並木が続きます。
成就院から海を臨む
緑のトンネルが美しい鎌倉七口のひとつ、
極楽寺坂を下って成就院へ。
石段から見える海の眺めがとても素晴らしい。
長谷寺十一面観音菩薩立像
星の井通りから左に折れて長谷寺へ。
巨大な観音様は木造では
日本最大といわれています。
観音様を拝観した後は
休憩所でゆっくりと海の風に吹かれるのも◎。
高徳院阿弥陀如来坐像(大仏)
観音様の次はやっぱり大仏様をお参りしたい。
鎌倉のシンボルともいえる大仏様は、
親指の周囲でさえ85センチもある巨像。
仰ぎ見る偉容ですが
お顔だちは温和です。
鎌倉文学館
風光明媚な鎌倉は多くの文人たちに愛され、
そんな鎌倉文士が残した貴重な資料が
一堂に集めた鎌倉文学館。
文学的資料はもとより、
さらに興味をひくのがハイカラな洋風建築。
鎌倉が別荘地として
もてはやされた頃の栄華を
今に伝えています。
付近には、これもまた
かつての洋館を生かした
長谷子ども会館もあります。
鎌倉駅まで江ノ電を使うのもいいですが、
由比ガ浜通りを経て
御成通りへとのんびり歩みを進めるのもおすすめ。
骨董屋や古書店など、
ノスタルジックな鎌倉の一面がうかがえます。