ていそうじ
浄土宗寺院。
正式には、玉縄山珠光院貞宗寺。
江戸城大奥総取締役を引退された
貞宗院様(※)が
隠居生活をこの地でされており
1609年に亡くなったのち
遺言により開山されました。
開山上人として生前帰依していた
岩瀬大長寺の源栄上人を迎えて
1611年に開山。
以後、檀家を取らずに
将軍のみを弔う寺院として存在しました。
歴代将軍が遷化すると
幕府より位牌が届き
現在もその位牌が残っています。
明治以降は
岡本一帯の教育の中心となり
のちの玉縄小学校に続く
寺子屋も開かれていました。
境内には貞宗院様の御霊屋があるほか
四季折々の花が咲き乱れ
現在は檀家寺として植木の地に佇んでいます。
※ 2代将軍秀忠公の生母お愛の方(宝台院)の実母。
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