もとこの地には尊観が開いた浄土宗の善導寺があった。のちに北条政子が亡き夫頼朝の冥福を祈って建てた長楽寺が焼失したため、鎌倉末期にこの善導寺の跡に長楽寺を移し、政子の法名である安養院を院号としこれが寺名になったといわれる。その後、江戸時代の始めに田代寺の千手観音を移した。本堂には北条政子の像などが安置されている。また、本堂裏手には、北条政子の墓といわれる石塔がある。
鎌倉三十三観音第3番・鎌倉二十四地蔵第24番。
基本情報
拝観時間/入館時間
8時00分から16時00分 *最終15時45分
見どころ
宝篋印塔(国重要文化財)
北条政子の供養塔
日限地蔵碑
花の情報
[春]ツツジ
[秋]ススキ・ツワブキ
[冬]スイセン
その他
四万六千日詣り(8月10日)
12月29日から31日は拝観休止
行き方
JR鎌倉駅東口3番バス乗り場から「名越方面」行きで「名越」下車徒歩1分