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宇都(津)宮辻子幕府跡


 宇都宮辻子

鶴岡八幡宮を正面にし、若宮大路右手、鎌倉彫会館とカトリック雪ノ下教会の間の小道を70メートルほど行くと宇都宮稲荷神社があります。名称は、下野(現在の栃木県)の宇都宮朝綱に由来します。朝綱は宇都宮二荒山神社の神職で武士。源頼朝の時代に屋敷を構え、宇都宮より御霊を分霊してこの稲荷に祀ったとされます。

この一帯は、宇都(津)宮辻子幕府があったとされる地で、当時の執権北条泰時が移転したものです。幕府の変遷は、大蔵幕府【1180(治承4)年~1225(嘉禄元)年】▶▶宇都(津)宮辻子幕府【1225(嘉禄元)年~1236(嘉禎2)年】▶▶若宮大路幕府【1236(嘉禎2)年~1333(元弘3)年】となっていきます。

基本情報

住所

鎌倉市小町 2-15-19(宇津宮稲荷神社)

行き方

JR鎌倉駅東口から徒歩7分。
カトリック雪ノ下教会の裏手