きゅうかちょうのみやてい
【日本遺産039】

国登録有形文化財、鎌倉市景観重要建築物等
緑深い衣張山東側、竹の庭で有名な
報国寺の奥の宅間ヶ谷にある洋風住宅で
1929(昭和4)年春
華頂博信侯爵邸として建てられました。

当時から常住の住宅として
用いられていたといいますが
華頂夫妻が生活したのは数年のみでした。
その後たびたび持ち主が変わり
1996(平成8)年に鎌倉市が取得しました。

ヨーロッパの民家などに見られる
ハーフティンバー様式の建物で
柱・梁などが外部に現れる
趣あふれる外観が特徴です。
樹木や池を幾何学的に配置した
美しいフランス式庭園を併設し
季節の花を楽しみながら散策が楽しめます。

また、敷地奥には、1971(昭和46)年に
当時住んでいた実業家の松崎氏が
東京・上大崎の自宅から門と茶室を移築した
「無為庵」があり
旧華頂宮邸の建物内部と合わせて
春・秋の数日間のみ一般公開されています。

基本情報
住所
鎌倉市浄明寺2-6-37
電話番号
鎌倉市都市景観課
TEL:0467-61-3477
拝観料/入館料
無料
拝観時間/入館時間
《庭園公開》
毎週木曜日~日曜日
4月から9月:10時00分から16時00分まで
10月から3月:10時00分から15時00分まで
《休園日》
・月曜日/火曜日(祝祭日の場合開園、翌平日休園)
※令和7(2025)年10月1日(水)から休園日が、月曜日・火曜日・水曜日(祝祭日の場合は開園、次の平日を休園)に変更となります。
・年末年始
《施設公開》
毎年春と秋の年に2回、計4日間、施設公開(建物内部公開)を実施しています。
※詳細は関連リンク内「旧華頂宮邸 一般公開」をご確認ください
関連リンク
行き方
JR「鎌倉駅」東口バス乗り場より「金沢八景駅」行き、「鎌倉霊園正門前太刀洗」行き、またはハイランド循環乗車、「浄明寺」バス停下車、徒歩6分(報国寺奥)
※庭園及び付近には駐車場はありません
<外部リンク>
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