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【7月15日】石上神社例祭 (御霊神社[坂ノ下])


石上神社は御霊神社の境内にある小さな神社で、安置されている大きな石は、坂ノ下の前浜の海中にあった石の一部で、以前はその石に船がたびたび乗り上げ、命が奪われることもあったので、土地の人が海から引きあげ、二つに割った上部を御霊神社の境内におまつりしたといわれています。

海神を鎮め、海で遭難した人々の霊を慰める神事がこの例祭で、毎年7月の「海の日」に例祭が行われています。

例祭当日、神社にて祝詞と神楽が行われ、赤飯を高盛りにして白い和紙の御幣を立てた御供と御神酒を神輿に供えます。その後、若者が神輿を坂ノ下の海岸へ運び、船に乗せます。

船に乗せられた神輿とともに、若者が御供を差し上げながら、社殿に安置されている石があった岩礁まで泳いでいくと、神主が祝詞をあげ、榊を海に投げ入れます。泳いでいる若者はひと口ずつ御供を食べ、残りを海に投げ入れて海神に供え、海上の安全祈願を行います。海に御供を流すので「御供流し」とも呼ばれています。

以前は、この行事がすまなければ海水浴をしてはいけないといわれ、今の「海開き」にあたる行事となっていたようです。

基本情報

日時

2024年7月15日(月祝)13時00分~
※荒天時は海上渡御は中止

場所

御霊神社(坂ノ下4-9)

お問い合わせ

御霊神社
TEL:0467-22-3251