今年で66回目を迎える「鎌倉薪能」は、古都鎌倉にふさわしい催しとして、1959年(昭和34年)の第1回から半世紀以上続いており、薪能発祥と言われる奈良・京都に次ぐ長い歴史のある公演です。
野外能ならではの魅力あふれる鎌倉薪能ですが、本年も鎌倉宮にて虫の音・月の光・そよぐ風を感じながら、金春流能楽師 金春憲和師が素謡「翁」、金春安明師が能「通小町」を、狂言は和泉流による「墨塗」を奉納いたします。
舞台と観客の皆さまの一体感が増し、より臨場感あふれる会場で見応えのある演目をお楽しみ頂けます。ぜひご鑑賞ください。
当日の取材撮影等は能楽協会への届出が必要ですので、事前にお問い合わせください。
令和4年10月より、鎌倉市、多摩大学及び鎌倉市観光協会は、観光振興の推進や次世代の人材育成を目的にした協定を締結し、連携を図っています。その一環で、多摩大学グローバルスタディーズ学部の授業「Discover藤沢・湘南」の初回に、「能」について講義を行います。
開催日:2024年10月1日(火)※多摩大学生対象
時 間:16時20分~17時50分
講 師:山井 綱雄(シテ方 金春流)