あさいなきりどおし
【日本遺産034】
鎌倉七切通のなかで
古道の面影をもっとも良く残した国指定史跡です。
鎌倉と六浦(横浜市金沢区)を結ぶ切通のため
「六浦口」とも呼ばれ、
鎌倉の東側の守備の拠点であった
と考えられています。
和田義盛の三男で豪傑だった
朝夷奈三郎義秀が
一夜で切り開いたという伝説から
この名が付いたとされますが
『吾妻鏡』には
仁治元年(1240年)に造営が決定され、
その翌年に三代執権北条泰時自らが
監督して工事した
と記されています。
鎌倉へ様々な物資、
なかでも塩を運ぶための重要な交通路でした。
【朝夷奈切通】
国指定史跡
鎌倉七切通
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《周辺スポット》
梶原太刀洗水(鎌倉五名水)
十二所果樹園
光触寺、明王院