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ぼんぼり祭(鶴岡八幡宮)【日本遺産】


ぼんぼり

 

ぼんぼりまつり
【日本遺産052】
 

日本遺産

 

 

毎年8月の立秋の前日から9日まで、
鶴岡八幡宮で開催される夏祭りで、
立秋の前日には「夏越祭」
立秋当日には「立秋祭」
源実朝の生誕日の9日には「実朝祭」
が行われます。

 ぼんぼり祭の写真1

夕暮れになると、
参道や流鏑馬馬場の両側、舞殿周りに、
鎌倉にゆかりのある文化人・著名人が描いた
約400点のぼんぼりが点灯し、
境内は幻想的な雰囲気に包まれます。

もともとは、
海水浴客に鎌倉の文化に親しんでもらおうと、
1938(昭和13)年に鎌倉文士らがつくった
「鎌倉ペンクラブ」のメンバーが中心となり、
ぼんぼりを並べたのがはじまりです。

1942(昭和17)年になって、
実朝祭が8月9日と決定してからは、
立秋の前日と、立秋の日と、8月9日をつなぐ
一連の祭儀となりました。
 

ぼんぼり祭の写真2

立秋前日の夏越祭では、
夏の邪気を祓う神事が
源氏池のほとりで行われた後、
参道で「茅の輪くぐり」を行い、
健康を祈願します。
舞殿では巫女により
「夏越の舞」が奉納されます。
 

ぼんぼり祭の写真3

立秋の日の立秋祭は夏の無事を感謝し、
実りの秋の訪れを神に報告するために
1950(昭和25)年から始められた
お祭りです。
ご神前には神域で育まれた
鈴虫が供えられます。

8月9日の実朝祭は実朝の誕生日を祝い、
その遺徳をしのぶとともに、
文芸に優れた実朝にちなんで
短歌会・俳句会の奉納があります。

作家の永井龍男もぼんぼり祭りの様子を
作品に描いています。
 

基本情報

住所

鎌倉市雪ノ下2-1-31
(鶴岡八幡宮)

電話番号

鶴岡八幡宮社務所
TEL:0467-22-0315

行き方

JR鎌倉駅東口から徒歩10分
有料駐車場あり(大型バス可)

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